・第1回愛知カンマームジークアカデミー無事終わりました
50人もの受講生・54曲もの受講曲というカンマームジークアカデミー史上初の大規模な回で、 果たして全てが滞りなく進むのか不安だらけでしたが、先生方やスタッフ陣のお陰で全て問題なく終わりました。 呉から豊橋に移りましたが、先生方の熱を帯びたご指導も受講生の方々の真剣な音も変わらず、 会場の仔羊幼稚園には毎日音楽と熱気が溢れました。 来年の第2回は期間を1日延長して2023年3月27日(月)〜4月1日(土)に開催します。 ぜひご参加ください!!
愛知カンマームジークアカデミーの特徴
トップクラス演奏家が受講生と共演
音楽について色々なことを「学ぶことができる」セミナーはたくさんあります。 しかし、トップクラスの演奏家と「共演することができる」セミナーというのはほとんどないのではないでしょうか。
当アカデミーでは「現場で学ぶ」ことを大切にするために、「現役」で演奏活動をしている国内トップクラスの演奏家に講師として来ていただいています。
ただ共演をするだけでなく、豊富な合わせの時間の中でそれぞれの受講生に必要なものは何であるかを見極め、最後の最後まで教え込みます。
室内楽初心者からすでに音楽で身を立てている人たちまで、トップクラスの演奏家とともに音を交わらせ、同じ空間・同じ時間を過ごすことは大きな刺激になります。
実際そのような共演を経て別人のように表情豊かな音楽をするようになった受講生をたくさん見てきました。
室内楽はソロとは別物という考えがまだまだ日本では根強いように思われます。
「伴奏」であればなおさらです。
しかし、ソロも室内楽も、協奏曲も小品の伴奏も、基本的には全て同じ音楽言語の上に成り立っています。
普段接することのない他の楽器の音を間近に聞き共に奏でることで、音楽の根本原理に気づくことが出来れば、ソロもまたさらに音楽的になるでしょう。
また、音楽家を志す人たちにとって人と一緒に演奏する能力は必要不可欠なものです。
なぜなら演奏家としての仕事の大変は「誰かと共演すること」だからです。
それなのに共演の仕方を学ぶ場があまりにも少ない。
このアカデミーはそのような疑問に一石を投じるつもりで立ち上げました。
日本全体が、そして世界全体が豊かな音楽で溢れるようになることを心から願っています。